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教師間のいじめに思う事

2022/05/02

教師間のいじめが、話題になっていた。
いじめと言うよりも、幼稚な暴行だと思う。
大人ならば、もう少し……というか、もっと陰湿で判りにくいやり方がありそうとも思ってしまう。
もちろん、いじめはいけない。


子供の社会の『いじめ』はあってはいけない事、だけれども、社会に出るとそうも言っていられない。
こういうと、最悪なのは分かっているが
『大人ならば、他人とうまくやるスキルは身に付けているべきで、それが出来ないのは本人の問題である』なんてことになるのが『社会(世間)』だったりする。

この教師間のいじめも、なぜか被害者側への「こんな状況になるまで、何も訴えないのはおかしい」なんていう批判的な意見を、ちらほらと目にした。

その言葉そのままが、『いじめの構図』として当てはまると思ってしまう。
加害者側も「何も訴えない(実際は被害者は拒否していたけど)」から大丈夫だという意識があったのは言うまでもないと思う。
相手を殴り倒せば拒否している事が判ったのだろうか?
まるで、性的暴行と同じ『明確な拒否』が必要になるのだろうか?

『確認』は曖昧で、『明確な拒否』が被害者側に必要とされるのはおかしい。
それでは加害者のやりたい放題だ。


まだこの問題は解決されていないので、どうなるのかは分からない。
裁判沙汰まで行くのか、示談で終わるのか。
示談で終わったとしても、これだけ大きなニュースになってしまっては加害者側は教師は続けられるのだろうか?(これについては抜け道はありそうだなと思ってしまうけれども……どうなるんだろ?)


いじめ防止だとか、いじめはいけないなんて声高に叫ぶよりも
『いじめの仕組み』を理解して、『いじめの仕組みを解体』する方に力を入れた方がいいのでは?と思う。
特に同調圧はどうにかならないのだろうか……なんて、思ってしまう。


……いじめダメ。
でも、社会に出たらそうでは無い(被害を訴えない被害者が悪い)……みたいな矛盾も怖い。
ここにさらに被害を訴えても『それくらい』で黙殺される怖さも入ってくる。
大人の世界って、厳しいんじゃなくて冷たい。凍死しそうなくらい冷たい。
もちろん、場所(所属する組織)によるのかもしれないケド