「親を捨てる」という話題をツイッターで見た。
それに関連して
【逆に「子を捨てる」は許されないし、思ってもいけないし、一生懸命育てても子供に捨てられる覚悟をしなくてはいけない。】
と、言うのを見かけた。
個人的には、『劣悪な環境下で子供の心身に影響がある場合』は、子供を他の誰かに託すことは必要だと思う。
そんな意味ではなくて、『親を捨てる』というのと同じで『二度と関わり合いを持たない』という事だろうか?……そんなバカなと思う。環境が許されなくて結果的にそうなる事はあっても、自ら進んで子供を捨てる親がいるならそれはもう『親』ではない。
親の役目を下りたいなら、早めに降りた方が子供の為だよ。
としか、言えない。
親は子供を捨てたいと思ってはいけない……とは思わない。
親子関係だって、相性がいい悪いがあると思う。相性が悪くて、どうしても無理だーと思った時に、親に出来るのは『他人に子供を託す』だと思うし、そうしていい。(ただ、そんな社会が今は存在してないという問題点もあるのかもしれないケド)
で。怖いのはその先の『一生懸命育てても子供に捨てられる覚悟』
子供が簡単に親を捨てられるって?親が子供を捨てる話は腐るほど聞くけど、子供が親を簡単に捨てる話は聞かない。仮に子供に捨てられたとしたら、それはまぁ。それまでの育て方(関わり方)の問題だよねと思う。
だって、親(大人)には逃げ道があるケド、子供の逃げ道はないに等しい。
逃げ道があると気がついて、逃げていくならそれはそれまでの関係という話。
そんな事ではなくて、『自分の元を離れていくのが悲しい』という話なら……子離れの問題だよねと思う。子供はいつか一人で立って歩いて、好きに世界を見てくるんだよ。その為に親は、子供の足を鍛え、心を守り、心身ともに羽ばたいていけるように支えるんだよね。
と思っているけど、違うのか?
ずっと親の傍にいて、親の心配をして、親を気遣って生きる子に育てたい……というなら、それは子育て失敗ですよね?と思ってしまう。
と色々考えたけど、結論
『親じゃないから判らない』
終わり。
以前『親は子供を愛しているというけど、子供の方が無上の愛を親に与えているよね』
というのを見かけて、そうだなぁと思った。
屁理屈やな私は『刷り込み』だろうなとも思ってしまうケド、それでも『愛』を比べるなら子供の親への愛の方が強い気がする。