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人生100年…生きられる気がしない。

2022/05/02

なぜか『人生100年』というものをよく見かける気がする。
「二人に一人は百歳まで生きる」なんてのも見かけた。

……無理です。そんなに生きたいと思いません。
ファンタジーなんかでは吸血鬼が不老不死で永遠を生きる……みたいなものがありますが、『不老』がついてくるからまだ『生きる』事が出来るのだと思う。
『老衰不死』なんて地獄でしかない。意識だけがしっかりして体中は痛み、思うようにも動けず、他人の気分次第で死にそうな目にあう。地獄以外思い浮かびません。
と、病人を批判してると言われそうなことかもと思いながら書いてしまう。

生きたいか、生きたくはないかを一旦脇に置いておいて
『二人に一人は人生100年時代』は可能なのか?とちょっと考えてしまった。

まず、寿命が延びている背景には『医療の発達』がある。
たぶんそれらはこの先も発達していくと思う。医療に不安はない。
が、医療を受けるには『お金』がいる。
お金を考えると、経済状況が芳しくなく、この先の期待値も微妙(経済は詳しくはないからよく判らないけれども、希望は見えない気がする)。
政府が『老後の資金が2000万円も足りない』という試算を出してくれたので、やはり今若いと言われている世代が老後に金銭的に苦労するのは目に見えているのではないだろうか?と思ってしまう。
となると、医療を受けられるのは裕福層。大多数の人は医療が受けられずに、100年も生きることなく死んでいく……というのが妥当な気がする。

少し調べたら、それ以外にも『若い人は過度なダイエットなどで身体を壊している人が多い』みたいなものを見かけた。『多い』がどれくらいなのかは定かではないが、痩せてる人推奨社会な事に違いはないと思うので、それなりの数だろうなと思う。
とすると、そもそも体のベースが『長生きできない身体』になっている可能性もあるのだとか。
……。
100年生きる要素が減っていく。

と、書きながら『人生100年時代』も『老後資金が足りない』も年金支給を減らして、自分たちでどうにかしてくれという政府の思惑の言葉…。
という情報も出てきた。
まぁ。そうなのだが、どこまで本気でどこまでが嘘なのかよく判らない時代。
気になると、考えてしまう。



……とにかく私は100年は生きていたくはない。適当なところで終わって欲しいと思う。