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英語民間試験「身の丈」発言。

2022/05/02

大学の入試がセンター試験から、共通テストなるものに変わるらしい。
というのは新聞で何度か読んだ。

正直私は、センター試験もよく判っていない。
私自身が大学に行ってないからと言うのもあるかもしれない。
「大学入学共通テスト」も新聞でちらほら見るけれども、それほど興味がある話題ではなかった。

新聞で見た限りでは、英語の試験が条件が合わず、辞退したり、ギリギリまで決定されずに受験生(来年度からの受験らしい)が困っているというような情報だった。
多数の会場で行うなど条件が厳しかったらしい……ぐらいしか分からない。


そこへ来て、大臣の「身の丈」発言。
最初は、学力の問題を指しているのか?と思ったけれども内容を見ると、どうやらそうでは無いらしい。

料金が高く、裕福な子は何度も受ける事ができるかもしれないが、経済的に厳しい子はギリギリかもしれない。そんな格差に対して「身の丈にあったものを選んでほしい」と伝えたらしい。
予備校に行く子はズルイという例まで出している。(予備校は高校が役立たずだからだと思うが、それは一旦脇に置く。)


高校入試と同じで、大学入試も公平でなければいけないと思う。
今現状でも、都会と地方には教育格差がある。
そこに、大学入学前……入試の時点でさらに金銭的な負担での格差を生じさせてどうするんだろうか?

さらには、地方での開催は少なくなる可能性大と言うようなものも見たので、
経済格差だけではなく、出生地によっても格差がある事になる。
開催地から離れた場所(離島など)は交通費の負担も大きい。
という指摘がある。

民間に大学入試の試験を渡すのは何故なのかが、私にはよく判らない。
民間に渡すという事は、営利目的になるという事だ。
営利目的になれば、へき地が切り捨てられるのは鉄道や郵便事業で今までにあった事だと思う。

大学入試にまでへき地(さらに地方)切り捨てになるのかと、考えてしまう。


共通テストに変わった後、どんなメリットとデメリットがあったのかを検証される記事を実はひっそり楽しみにしている。


英語の試験は延期になったようで……。どこに落ち着くのかなと、頭の片隅に入れておく。