献血ポスターに思うこと……。

毎年、なんだかんだとイラストなどの問題を見かける気がする。
ライトノベル表紙問題
去年もこんなのを書いていた↑　

たぶん、書く事は同じなのだけれども、書く。


某キャラの献血ポスターが問題になっていた。
……最初は海外の人の発言だったのだとか。
イラストはカフェの店員さんのような絵。ただし、胸が強調されて、頬が紅潮している。
さらに煽り文句までついていたらしい。


胸が大きいキャラなんだとか……
『エロいかエロくないか』ではないし、作品自体がどーのこーのではない。


「子供に見せたくはない」その一点だけを問題にしているに過ぎない。


で。なぜ子供に見せたくはないのか。
女性をモノとして扱っているから。
何がモノとして見えるのか。
上手く説明出来る気がしない。他のもっと上手い説明の人に任せたい。


「これくらい」と言う人達は、気が付いてほしい。

「これくらい」がどんどん広がって、今、『ヤバいイラスト』が子供の目の前に触れる様になっているという事を。

肌を見せるなんてけしからん……なんていう昔に戻れとは言わない。
言わないが、『子供の目に触れる場所に置かない方が良いもの』というものはあると思う。

インターネットは容易に『子供の目に触れてほしく無いモノを子供が見る』事になってしまったけれども、せめて現実では「コレはまずいのでは？」と問う姿勢は必要なのだと思う。






話はガラッと変わるが、昔、私が住んでる場所ではパチンコのCMがテレビでバンバン流れていた。
それを見た、他の土地から来た人が「パチンコのCMを昼間から流すなんてすごいね（普通は夜のCMだよね）」と言っていた。
昼のパチンコCMに慣れかけていた私はそこで、「やっぱり昼間からパチンコのCMはマズイ（子供の目にも触れる）」と思い直した。

慣れるって、『子供に何を見せたらいいのか。悪いのか』の基準を忘れてしまう事だと思う。
子供の感覚を忘れずに『子供にこれを見せていいのか』は考えた方がボケないと思う。


……私もボケないように気を付けよう。
子供時代が遠い……。