厚労省の指針らしい。
と言う事で、ちょっと調べた。
一部ざっくりと抜粋。
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体罰の一例:
・口で注意したけれども、聞かないので叩いた。
・いたずらしたので、長時間正座させた。
・友達を殴ってけがをさせたので、同じように殴った。
・他人の物を盗んだので、お尻を叩いた。
・宿題をしなかったので、夕食を抜いた。
子供との接し方のポイント:
・子供の気持ちを受け止める。考えや気持ちを聞く。
・行動に注目して、肯定的・具体的に話す。
・良い事・望ましい事をしたら、すぐ褒める。
・一緒にする。リハーサルをする。お手本になる。
・注意を逸らす、モチベーションを上げる。
親自身のポイント
・環境を整える
・発達段階を理解する
・家事の分担・時間の使い方を見直す
・クールダウンの方法を見つける
最終的に
『一人で抱え込まない』
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よく読むと、ちゃんとこうしたらいいよと言う事まで書いてある。
特に、『クールダウン』は良いような気がする。
海外ドラマなんかでは、子供が悪い事をした時「部屋に行っていなさい」というシーンがある。
昔の日本の家なら、子供部屋なんてものはなかったから、そんなのは無理だったかもしれないが、今の日本なら子供部屋がある。
部屋に行って、クールダウンする時間って大切じゃないかなと思う。
あと一つ、他の兄弟の前では基本的に叱らない。せいぜい注意(具体的なやり方を言う・やって欲しくないことを言う)まで。
仮に他の兄弟が「やーい。やーい。叱られた」とヤジを飛ばしても、「あなたもそんなことしてないで、やることをやって」と注意がそちらにもしっかりと飛ぶ。
こーいうのは、良いなと思う。
叱るのは部屋で他の兄弟がいない場所。で、叱った後にはちゃんと話を聞く。最終的には「なぜダメなのか」まで理解させてから、程度によっては罰を与える(外出禁止とか)
子供部屋が無くても、部屋の一角に椅子を置いて、『しばらく座っていて』とクールダウンさせる方法もある。
これ、子供だけではなくて、親もクールダウンする時間だから、怒りが湧いている時は子供に接してはいけない……と言う事を頭の片隅に置いておいた方が良い気がする。
……日本のドラマでそーいうのは、ほぼ見ない。
そもそも、子供は少しだけとか、『可愛くて行儀のいい子供』がほとんどな気もする。
でも、子供が小さすぎて、じっとしていない…という事もあるかもしれない。
その場合は、叱る事を諦める。
泣いていたら、泣き止むのを待ってから、『これはこうだからダメなんだよ』と説明する。
理解しないかもしれないし、まだ分からないかも知れない。けれども、言う事って大切だと思う。まだ分からないから、注意しないのは、放置でしかない。
これも綺麗事かもしれないし、『そんなに上手く出来ないよーー』という事はたくさんあるんだろうけれども。
けど、『体罰じゃなくて、こうしたら?』という事例が、もっとたくさん出て来たら、
体罰必要ないじゃん。という社会になるとも思う。
『体罰以外の子供への注意の仕方&叱り方』を紹介してるサイトないかしら。
綺麗事ではなくて、なるべく具体的な事例で。
「愛情があれば何とかなる」は捨てて欲しい。
育児は愛情よりも知識だ。と、個人的には思う。
おまけ
ところで……こんなのもみつけた。
え。何これ?子育ては母親だけがするの?
母親やめたい?やめたらいいよ。ただの『親』になればいい。
体罰禁止は『親』に向けたものだから……。
母親だけに向けたものじゃないから。