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性同一性障がい者のトイレ使用

2022/05/02

性同一性障がい者のトイレ使用制限は違法
……という判決が出たらしい。

もう少し詳しく言うと、
「性同一性障害」という診断の出た女性がトイレの使用を制限されたという物。
ただ、他の病気の関係で身体は男性のままだった。


個人的には何の問題もない気がする。
女性トイレは個室なのだから、他人が使用しているトイレを開けてみるなんてことは基本的には無い。

ただ、女性側の不安も判る。なのでそこは、じっくり説明してほしいとは思う。
外見がほぼ女性ならば、黙って使用もありだと思うが……まあ。それはそれで問題なのか??



話はガラッと変わるが、昔、とある職場で、
「女子トイレだけに鍵(数字を合わせるやつ)をつける」という事があった。
最初は変わった事をする職場だなと思っていたが、よくよく話を聞くと
「障害のある人が女性トイレに荷物を置いている。何かあったわけではないけど、その人が入らないようにするために鍵を付けている」
と言う事を知った。

それ、真っ先に説明が欲しかったと思った。
鍵の数字、毎週変わるんですよ……。覚えるのもメンドクサイ。
やがて面倒になったので、男性トイレに入るようになりました。夜勤で人も少なかったので出来た事。
もちろん、私だけではなくて、他の人も男性トイレの様子をうかがって、誰もいない時はそっちを選んでいた。


どんな障害を持った人で、『単に荷物を置いていただけ』なのか『性的加害を行う可能性があった人』なのかも判りません。
噂程度の話でしか入ってきてないので、「ちゃんとした説明」は一度もなかったです。

障がい者雇用についても、基本は「ちゃんと雇用した方が良い」とは思いつつ
トイレ事件のような『社会の基本ルールが守れない(話が通じない)』のは困ると思うのです。……これって差別だろうか?ううーんと思いつつ、思ってしまう。



で、話は戻って、性同一性障害はただ(ただのと言っては失礼かもしれないケド)「身体に違和感を持ってる人」であって、『他人に加害行為をする可能性が高い』とは言えないと思う。

だから、障がいのみを理由に女性トイレ使用を拒むことは出来ない。

女性トイレ使用を拒むなら、トイレで盗撮した女性を拒みたい。
後は女性に性的加害をした女性とか……。
常に女性が被害者だと思うのは間違ってると思うし、女性の加害者もいる。

女性は被害者だと言うと、主語が大きい。
けど、社会的なイメージとして『女性は被害者。男性は加害者』みたいなものはあるんだろうなと思う。


惑わされちゃいけない。両方の意見をちゃんと聞かないといけない。
と言う事を頭に置いておかないと、つい惑わされる。




で。結論。
性同一性障がい者の女性が女性トイレを使える様になったらいいな。
と思う。これ、まだ控訴とかあるんだろうか?



おまけ


海外では、男女を問わないただのトイレも増えているところがあるのだとか。

どっちがいいんだろう?
性別分けのトイレと、分けないトイレ……よく判らない。

男性に見えてしまう女性が排除されてしまうくらいなら、分けないトイレが良いなと。
男性に間違われそうになった私は思う。