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1.17阪神淡路大震災に思う事

2022/05/02

阪神淡路大震災は私の記憶の中の、いちばん古い大事件だと思う。
『大事件』というのは、テレビのニュースになったものという意味で。
私はそこにいなかったし、テレビを見ながら「空襲の跡みたい」と他人事な感想を持っていた。

大事件ではあったが、身近な事件ではなかったもの。
そんな意味で一番古いものなのだ。

それまではそもそも、『テレビのニュース』にそれほど興味は無かった。
テレビを見ていれば嫌でも目に入ってくるニュースだったのが、これだった。
なので、嫌でも覚えている事件でもある。

阪神淡路方面には親戚も知り合いもいなかったので、当時は本当に他人事だった。

大人になってから、兵庫の辺りを旅行した。
知り合いがいたから会いに行ったというのもある。
ついでなので、震災の跡らしきものを探してみようかと思ったが、当たり前だが綺麗に復興していた。それでも、いくつか『これは震災の時の……』という説明文が付くものをみかけると、何とも言えない気分になった。

当時、あれだけの人が死ぬニュースは無かったし、都市があれだけ破壊された現実を目にすることはなかった。
曲がった高速道路のニュース映像は今でも覚えている。




でも、あれから25年。四半世紀が経ってしまった。
『東日本大震災』が起きて、阪神淡路大震災よりも大きな被害と死者をだした。
地震と言えば、『東日本大震災』の方を思い出す人の方が多いと思う。

この国は地震大国でどこで地震が起きても不思議ではない。
という事を忘れそうになる。







だからと言って、避難の準備みたいなものはしてないケド。
食べられる野草の知識ぐらいは持っていて損はないのかな←サバイバルをする気か?
最悪『サバイバル(野営生活)』でもいいんじゃないかなとは思ってる。

その前に、家具の固定かな。
父に聞くと、家具の固定はしっかりしてるらしい。恐らく家の『耐震強度』は全くあてにならないだろうけれども。
家具は倒れないかもしれないが、家が倒れる危険性は大。


建て替えは……お金が無い。



運を天に祈ろうと思う。