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占いの男女差別を少しだけ考える

2022/05/02

占いが好きです。


昔、いろんな事を習っていたころ『なまえ占い』みたいなものもやってみたのです。

で、そこで「女性は結婚したら姓が変わるから、旧姓でも占ってあげてね」と言われました。
一気にいろんなモノが覚めました。
ついでに占いの結果も「女性寄り」な文面が多くて、占いは女性の物として作られているんだなと思ったのです。

それから、しばらく時間が経ってインターネットで姓名占いをしてみたのです。
そこでも「女性は姓が変わるので、旧姓でもやってみてね」と。
……ああ。お前もかと思いました。


なぜ、女性は結婚したら姓が変わる事になってるんでしょう。

法律上はどちらが変えてもいいので、「女性は」という部分は要らないハズ。


【そうは言っても、実際に女性の大半が変えている】

事実があるから、そう書かれているのだという人がいそうだけれども、それでも別に「女性が変える必要性」は全くない。
男性側が変えてもいい。

なのに、変えるのは女性が多いのは昔ながらの「女は結婚して嫁に行く」という感覚が抜けてないからというだけでは?と思う。


ついでに、「結婚したら姓が変わる可能性」があるのは男性も同じだし、実際に姓を変えた男性もいると思う。
姓を変えた男性は占いなんてしないという前提なのか、そもそも占いは「女性がするもの」という前提なのか……色々と考えてしまうのです。


たしかに「女性」の方が占いが好きな人が多いのは事実でしょうけれども、占いが好きな男性がいても不思議ではないハズなのに。

さらに、無料占いをするうちに気がついた事。
性別の選択肢がある時、「女性」が先に書かれていることが多い。


これもまた、「女性」が占いをすることが多いからなのでしょうけれども。


と考えると、世間で「男性」が先に書かれていることが多いのは、「女性」は少ないと思われているからなのか?とか思ってしまう。
否。少ないではなくて、『男性優先』だからだろうけれども。

占いの世界が『女性優先』で、『女性寄り』な言葉が多い様に、世間では『男性優先』で『男性寄り』な言葉で溢れている。



でも、「女性寄り」の言葉でも差別がないわけではない事に、欝々としてしまう。



占い……好きなんですよ。
でも「女性は結婚したら姓が変わる」は、やーめーーーてーーーと思ってしまう。