上記の記事を読んで、
「また、男性の『始めて気がついた』」かと思った。
女として生きていると、上記のようなことは腐るほどある。
記事の中では「出会い系」とあったが、「日常」でもある。
仕事をしていても下ネタを言ってくる男はいる。
「出会い系」という場ではなくても経験することはたくさんある。
年齢での侮蔑なども同じで、「若くてかわいい」は褒め言葉ではなく侮蔑でしかない。
「ババァ」というのが侮蔑だと判っても、「若くてかわいい」が侮蔑と気が付く人は少ない。
「若くてかわいい」に隠されているのは、「年を取ったら可愛くない」ではない。
「若くてかわいくて、【俺の言う通りに動いてくれそう】」という相手への支配欲しかない。
それが見え隠れすると途端にウンザリする。
ついでに、年齢の高い女性が若い女性に言う「若くてかわいい」は、ただのお世辞か『だから、男の世話をお願いね』という裏があるかのどちらかだと思っている。
若い事にウンザリして「早く年を取りたい」と言っていた女の子もいた。
男性は思うのだろうか？
あまりにも侮蔑されるので「若い」事を捨ててしまいたいと思うようなことが。
「ババァ」と蔑まれてもいいから、「商品」として品定めをされる目から逃れたいと思うのが女性の日常なのだ。
と思いながら読んでいた。
時々、こんなふうに「女性の世界厳しい」と気が付く男性の話をみかけるけど、
気が付くまでは出来ても、それ以上は分かんないよねぇと思う。
私も男性の世界が分からない。
世界は容易に分断されてしまう。
性別で区切らなくても他人の事なんて、わかんないんだけど……
気が付くまでが世界の限界なのかな。