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見た目問題とジェンダー問題。

2022/05/02
ツイッターを見てたら、

「トイレでトランス女性かも……と思った人に出会ったけれども、なるべく普通にしていた」というのを見かけた。

それを見てモヤッとする。
なぜなら、私自身が『トランス女性(身体は男性だった)かも?』と思われた経験をしているから。
ついでに私は私を女性と認識しているし、身体も女性のそれだと思っている。
女性ホルモンを調べたら、違った。とか言われたら、何とも言えないが……。普通に暮らしていて、普通に健康診断などを受けていて『男性』と診断を受けたことはない。


で。この
『トランス女性』というのは、おそらく『元男性の身体を持っていた人では?』と思ったという事だと思う。

つまり、……見た目問題。


ジェンダー問題ではなくて、見た目問題だと思っている。


この「男性に見える」というのは、身体的に女性か男性かは問題とされない。
『見た目』だけの問題である。
ではこの『見た目』は何か。


「ひげ」「すねげ」などの毛の問題。
「えらが張った顔」「深い顔立ち」などの顔の問題。
「肩幅が広い」「腰幅が広い」などの体形問題。


……思いつくのはこの3点ぐらい。もしくは、ガニ股だったという、しぐさ問題もあるかもしれない。

もし、「見た目で100%男女が判る」という人がいたら、それは大半が誤解と差別による思い込みだと思う。

「トランス女性かも」と思う前に、「トイレをしたいだけの人」と思えば、何の問題もない。
それよりもトイレにカメラらしきものを持ってきているかどうか、スマホのカメラが変な向きを向いていないかを気にした方がいい。

女性の盗撮犯もいるし、そっちのほうが大問題。

女性に見える盗撮犯は問題が無いけど、トランス女性は大問題……とでもいうのだろうか?
その『トランス女性』に見えた人も、『体も心も普通の女性』の可能性も大きいです。



世界は偏見に満ちている。


相手の性別を100%当てることは不可能だと知る事が大切なのではと思う。