バレンタインのチョコレートは今年も……スルーした。
渡す相手も貰う相手もいない。でも、チョコレートは美味しい。
新聞に、カカオの児童労働に関する基準を作ってる企業の話が載っていた。
具体的なあれこれではなくて、基準がある会社がどれだけあるかと言う話で、大企業でさえ基準があるのが1つ。チェック体制についてはどの会社もない……みたいな話だった。
簡単にしか書いてなかったので、具体的にどうこうは分からない。
でも、考えてみるとそもそも『甘いモノ』というだけで、高級品だった時代があったわけで。
児童労働には、お金の問題は切り離せない。
大人だと高い賃金を払わないといけないので、子供を働かせる……というのも聞いたことがある。大人は失業、子供は引っ張りだこ(安く使えるから)という意味の分からない状態がもんだいならば、賃金を上げたらいい。
けど、賃金を上げると、チョコレートを安価に提供できなくなる。
と言う事なのだろうか?と思ってちょっと調べたら、そう単純でもなく、利権がらみとか国家の力関係とか……よく分からない仕組みが働いてるらしい。
むずかしい。
是正する取り組みはしているけれども、ますます児童労働が増えているという不思議状態というのもみかけた。
ネットの情報をどこまで鵜呑みにしていいのか分からない。
チョコレートは好きだが、『児童労働』の話には何とも言えないものがあるなと思う。
美味しくて安いものは、誰かを搾取した上に成り立っている。
搾取の仕組みは複雑巧妙な上に、『フェアトレード(児童搾取などがない)』の商品を買おうという仕組み(?)すら、さらなる巧妙な搾取になるというのも見かけて……
私の頭は追いつかないので、とりあえず、チョコレートは子供の血肉なんだなという
ざっくりした知識だけ入れておこうと思う。