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小田急線刺傷事件に思う事

2022/05/03

この事件を最初に耳にした時、以前にも似たような事件があったな。あれは新幹線だったかなと思った。

小田急線は以前、使った事がある……なんてことまで考えてしまったが、以前の事件で対策はされているのでは?と考えてしまった。よく考えると、新幹線と一般の車両はまた違うので、対策はされていなかったのだろうか?……対策があったとしても、襲われたらたまったものではないだろうが。


その事件のニュースの後には、ツイッターで『フェミサイド』という言葉を見かけた。
簡単に言えば「女性だから殺されたのだ」という事らしい。
そうなのかと、鵜呑みにしそうになったがそれが小田急の事件とはうまく結びつかなかった。
「幸せそうな女性を殺そうと思った」というような言葉も飛び交っていたが、それでもその裏にあるのは個人的な恨みを肥大化させただけで、『女性だから』というのだろうか?

と考えて、反対の事を考える事にした。
『男性だから殺された』という言葉はあまり耳にしないが、「誰でもいいから殺したかった」は耳にする。そしてその場合、『誰でもいい』ので男女問わず襲われている。
なぜ、『幸せそうな男性に恨みを抱いた』というようなものは聞かないのか。

男性は強い存在で幸せになって当然……だというのだろうか?
ただその『幸せ』も男女の二人組をみて、『幸せ』だと言うのだろうが……。女が一人でいても、または男が一人でいても幸せではないし、男性同士や女性同士のペアはただの友情としてしか映らない。

言われてみるとそうなのだが、それでもフェミサイドと小田急線の事件が私の中では繋がらない。
そして、あっという間に『フェミサイド』という言葉も、見かけなくなった。



正直、小田急の事件がフェミサイドなのかは分からない。
元々は、男女差別が酷すぎる場所での『女性への制裁』という所から来ているらしい。
さすがに日本で、『女性への制裁』という形は存在しないケド、いろんな意味で殺さず生かさず使い果たすというのはあるなと思う。ただこれは、女性に限らず男性もだろうけど。