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戦争反対を掲げていたい

2022/05/03

ロシアがウクライナに侵攻したというニュースが入って来た。2月の終わりごろ。

前日に『韓国の徴兵制度』についてちょっとした議論になっていて
私は「徴兵制度なんてない方がいいし、平和を維持できないのは政治の責任」という意見。
相手は「日本は平和主義だからそう言うけど、韓国は隣に敵国があるので徴兵制度は必要」という意見。

ついでに、その人も日本人なので徴兵制度を他国の事として考えてるんだろうなと思った。


私は平和主義でも平和ボケでもいいので『戦争反対』と言い続けたい。
徴兵制度も要らない。戦争になったら、国のために命を張れと言うよりも『さっさと逃げて命を守って』と言いたい。
平和だからこそ、今のうちに言っておきたいし残しておきたい。

きっと非常時になれば、『マトモな思考回路』は持てなくなると思うし一転して『国を守るために殺せ』と言う側になるかもしれない。人間は強くないし、私も強くはない。人に流されて『戦争が正しい』と思わされる時が来るかもしれない。

だから、平和な今のうちに『殺す事は正しくはない』『戦争反対』と書く。


ニュースコメントを見ていると
『日本の9条を改憲しないと攻め込まれる』だとか
『日本も核を持つしかない』とか

異常な意見を目にする度に私の心が抉られる。

自国防衛と他国侵略を同じ場所に置いて議論していると、あっという間に戦争になる事はロシアがすでに示している。

私がいいなと思って読んでいたブログの人も『ロシアは自国を守るために攻め入っている。ウクライナはロシアを刺激しすぎたのだ』と書いていて、ため息しかなかった。
さらには『ウクライナは緩衝地帯として、ヨーロッパの方と仲良くするべきではなかった』と……。

緩衝地帯は戦地にしてもいいのですか?
それを言えば、日本だってアメリカとの緩衝地帯として攻め込まれても文句は言えないのですけど。
緩衝地帯だからとか、元ロシア(旧ソビエト連邦)だからとか、そんな理由でロシアの行為を正当化していいわけがない。あの戦火の下で泣き叫び怯え、祈っている人たちがいる。


ロシアはウクライナを攻めるべきではなかった。あれはただの虐殺だ。


結論はそれだけでいい気がする。この記事を公開するころ(3月半ば)にはどうか戦火が消えています様に。
ウクライナに日常が戻ります様に。





今日のニュースではロシア兵の最後の言葉(?)が出ていた。
『ウクライナは僕らを歓迎いていると聞いていたのに、彼らは僕らの前に立ちはだかってきた。こんなの聞いていない』というラインの言葉。

まるで、過去の日本兵のようだとすら思う。戦争なんて嫌だ。